ある猟師の水揚げする魚が、他と比べて活きがいい。
その秘訣は、船底の生け簀(いけす)に
一匹のナマズを入れておくことでした。
他の魚が緊張感を持つので活きがいいし、
ナマズは特に害を与えるわけでもない、というのが理由です。
この話の真偽のほどはわかりませんが、
組織でも同じようなことが言えるでしょう。
ナマズ的人物も、業績がいい時こそ必要です。
ただし、害を与えず、他の魚を殺さないように
バランスを考えなければなりません。
安心しきっていると、つぶれます。
安心がないと、やる気も出ません。

